先日、約3週間の勉強でウェブ解析士の資格試験に挑み、無事合格することができました。
今回はウェブ解析士の試験対策として行った勉強方法について、ご紹介いたします。
ウェブ解析士とは?
ウェブ解析などのウェブマーケティングに関する知識を保有することを証明する資格です。
一般社団法人ウェブ解析市協会(WACA)が主催しており、認定資格は「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」の3段階あります。
本記事は、一つ目の認定資格である、「ウェブ解析士」を対象としています。
ウェブ解析士の資格は、マーケティングの基本知識から実際の解析に関する知識まで、幅広い知識が必要です。
ちなみに試験に合格すると、以下のようなオープンバッジ(ブロックチェーン技術を取り入れた、改ざんを防ぐ強固な証明書)をもらえます。
資格の有効期間は1年であり、フォローアップテストと年間費6,600円で継続可能です。
ウェブ解析士の難易度は?
容易に取得可能です。
ただし範囲は広いため、知識習得にあたっては、勉強時間は数週間は欲しいです。
ウェブ解析士の資格取得のみが目的であれば、かなり短期間で取得可能でしょう。
ウェブ解析士の試験形式は?
自分のPCで、ネットで受験します。ブラウザ制限やカメラONなどの条件はありません。
問題形式は4択から1つを選ぶ形式です。
120分で50問出題されますが、時間にはかなり余裕があります。
公式テキストやWACA主催の講座の資料、その他資料は持ち込みが許可されています。
※ただし、ネット検索などは原則不可とされています。
以前は後日課題を提出する必要があったようですが、現在は形式が変わり、ブラウザ試験のみで資格取得可能となっています。
なお、上位の認定試験では課題提出が必要です。
申し込みは下記ページの右上ボタン「ウェブ解析士認定講座に申し込む」から行うことができます↓
申し込んでから半月後以降に受験可能なため、先に申し込んでおくと良いでしょう。
試験詳細・申し込みはこちらから →ウェブ解析士認定資格
どんな問題が出る?
後に紹介する公式問題集と同様の問題が出ます。
大半は問題集の問題そのままであり、2割程度がその応用、更に1割が完全初見の問題です。
稀に、問題集をほんの少しだけ変え、答えも変わっている問題があるので、注意してください。
また、GA4(Google Analytics 4)を実際に触って、解析結果を答える問題も出題されます。
何も前触れもなく唐突に出題されますが、他のタブなどでGA4を開き、自身のアカウントに紐付けされているサイトを分析します。
(私はGA4を開くことをすぐに思いつけず、とても慌てました笑)
ちなみに、GA4を触る問題は昔はなかったようです。
勉強方法について
資格取得だけの観点では、本記事で紹介する公式問題集を丸覚えすれば、テキストなしでも合格できると思われます。
しかしその場合、ただ文字を追う作業となり、資格をとっただけで何も身につかないでしょう。
せっかくの勉強の機会ですので、テキストを一読しておくのがおすすめです。
ちなみにレベル感としては、以下のような感じです。
- 公式テキストの難易度:高
- 公式問題集の難易度:低
- 試験の難易度:低
公式テキストを一読
公式テキストは約470ページかつ、各ページの内容はぎっしりしているため、この一冊でウェブマーケティングに関する多くのことを学ぶことができます。
かなり内容が詰まっているため読むのは苦行ですが、非常に勉強になります。
私はこの分野の初心者だったこともあり、読んで良かったと思いました。
内容は、「ウェブ解析にあたって必要な考え方や守るべき事項」をはじめとし、「マーケティング戦略」や「ウェブ解析ツールや解析手法」などについて記載されています。
Amazonでの商品情報は右のリンクから(Amazonのサイトへ飛びます)→ ウェブ解析士認定試験のテキスト
公式問題集
試験は公式問題集の問題がほとんどそのまま出題されるため、絶対に読んでおきましょう。
この本の有無で難易度がかなり変わると思います。
Amazonでの商品情報は右のリンクから(Amazonのサイトへ飛びます)→ 公式問題集
まとめ
試験対策には、公式問題集が必須。
意味のある資格取得にするためには、公式テキストも読みましょう。